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潮流

2011年1月6日更新

高松と「赤灯台」

サンポート高松のランドマークの一つとして挙げられるのが高松港の「赤灯台」である。この灯台は、地元の住民だけでなく、県外からの高松への転勤族にも隠れた人気がある。その人気の訳は、この灯台のある高松港玉藻防波堤は公園になっており、朝夕灯台までの数キロの散策を楽しめるからである。

ちなみに、この「赤灯台」の歴史を記せば、現在の灯台の前身である高松港西防波堤灯台も、宇高連絡船の時代に「赤灯台」と呼ばれ広く人々に親しまれていたが、「サンポート高松」と称されるウォーターフロント事業の進展に伴い防波堤が沖へ伸びたため、現在の灯台は陸岸寄りから防波堤の先端部に1998年11月改築移設されたものである。

この灯台の正式名称は高松港玉藻防波堤灯台といい、改築移設に際して、高松港の景観を形成する重要なランドマークとして、夜間には灯台の内部からの光の照射によって灯塔全体を赤く輝かすというユニークなデザインが採用され、世界でも類を見ないものとなっている。昨年の10月、瀬戸内国際芸術祭の会場である豊島、小豆島を訪れての帰りのフェリーから見た夜景の中の「赤灯台」は、幻想的であり、貴婦人の様に綺麗で一際目立つ存在だった。

また、灯台側から見れば、高松港に入出港する多数のフェリー等を間近に目にすることができ、迫力満点である。天候の良い日には、釣糸を垂れる人々も多く見られ、住民の憩いの場となっている。

このように、「赤灯台」は、高松港に入出港する船舶の安全航行のための重要な航路標識としての役割を果たすとともに、高松の顔となり、住民に親しまれ、来訪者に強い印象を与えるものとなっている。「赤灯台」のほか、「せとしるべ」という愛称でも親しまれている。

新しい年を迎え、日本経済が明るい方向へ向かって進んでいくことを祈っている。

四国財務局長 坂上 正人

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