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潮流

2011年4月21日更新

東日本大震災の被災地の支援について

甚大な被害をもたらし、今後も長期間にわたり広範囲に影響を及ぼすと見込まれている東日本大震災。いまだに多くの方が避難生活をおくっている状況等に鑑みれば、被災地支援は、多くの課題の中でも特に重要な課題です。

そこで、既に様々な方が意見を述べていますが、私も、被災地支援について香川県に住む我々がどうすべきかについて意見を述べたいと思います。なお、本文中の意見はあくまでも私見であることをお断りしておきます。

被害の甚大さから、支援は長期間にわたります。支援をする我々としては、無理をせず冷静に自然体で息の長い支援を心がけるべきと考えます。走ることに例えれば、短距離走ではなくマラソンに臨む心構えでいる必要があると思います。

また、支援を長く続けるためには、香川県の個人・社会双方が元気であり続ける必要があります。活力をそぐ過度の自粛は避け、節度を保ちつつ暮らし等はなるべく通常どおりにすべきと思います。私たちが被災地に対して持つべき感情としては、「同情する」ではなく「関心を持ち続ける」が正しいのではないでしょうか。

ここで、誤解を招かないために言いますと、私は、被災地を思いやる気持ち、その気持ちの表れとしての、義援金・義援物資・被災地での活動等の支援を否定してはいません。それらのことが、短期間で終わらないよう、長く続けられる体制をとるべきと主張するものです。

実は、私は、両親が盛岡生まれで親戚の多くが盛岡におり、10歳まで郡山に住み、仙台市役所で仕事をしたことがあるという、被害の特に大きい岩手、宮城及び福島の三県に非常に縁が深い者です。このたびの香川県民の皆さんの被災地に対する思いやりのこもった支援の行動に、本当に深く感激しています。

私は、縁が深い者だからこそ、被災地、特に岩手、宮城及び福島の三県が、復興を遂げてほしいと強く願っています。私自身、それまでの長い期間、できる範囲で支援を続けていこうと思っています。ぜひ、香川県民の皆さんにも、被災地を支援しようという温かい気持ちを長く持ち続けていただければと思います。

香川県総務部長 伊藤 敬

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