2011年12月1日更新
ナシフグは、香川県では主に高松地区などで、込し網漁、定置網漁、底曳き網漁等の漁法により、4月から6月を中心に通年で漁獲され、年間約150トン前後の漁獲量があります。
昔から瀬戸内海沿岸で多く漁獲されていましたが、現在では安全管理を徹底した県だけに、皮や内臓などを取り除く「身がき」という一次加工が許可されており、全国で香川県、岡山県、長崎県、熊本県の4県でしか水揚げが許されていない希少なフグとなっています。
「讃岐でんぶく」は、ナシフグが香川県民に愛される水産物となるような販売促進が必要であると考え、香川県漁業協同組合連合会が漁師さんの間での呼び名である「でんぶく」という名から、香川県産ナシフグのブランド名で商標登録(2010年3月登録認可済)したものです。
「讃岐でんぶく」は、高級魚として知られるトラフグより安価で手に入り、刺身や唐揚げ、鍋料理などとして食べられている、大変美味しい魚です。白身の淡泊な味わいとほどよい歯ごたえは、トラフグに勝るとも劣らない旨味を持っています。
希少なフグだけに消費者の方々にまだまだ知られていない魚ですが、一度ご賞味頂き、その美味しさを周りの方々に伝えて頂ければと思います。
「讃岐でんぶく」は、標準和名でナシフグのことですが、ナシフグは尾びれの下が白く小棘がなく全体にぬるぬるしています。胸びれの上部に白く縁取られた菊の花状の紋があるのが特徴で、フグ科トラフグ属に分類されるフグの中でも小型のフグです。































