2011年12月15日更新
高齢化、人口減少が一番進んでいる四国、それを自分の身の回りに起きている現象として身近に感じてしまう四国、だからこそと思うのですが、日本のどこよりも地域の将来を考えながら仕事作りに取り組んでいる人がたくさんうごめいていると思います。既に全国的に有名になっている事例も多いのですが、コミュニティビジネスとかソーシャルビジネスとして動きが見えてきているケースが増えてきています。それがさらに求心力を持ち始めて人が集まってきています。
半分の人が高齢者という社会が既に見えるところまできている現在、そんな社会の中で集落が存続できる条件とは何か、どんな仕事が作れるのか、どんな暮らし方になるのか、どんな人材が必要なのか、どうすれば人材を増やしていけるのか、そのような問題意識のもとで既に活躍しておられる方々に集まっていただいたのが半年ほど前のことです。既に何回か議論をしているのですが、最近では四国の中で動き回っている20代から30代の若い人たちも巻き込んだ場になってきました。3・11以降、明らかに変化が起こってきているのを感じます。絆という言葉が再認識されたわけですが、コミュニティの原点である人と人とのつながりの持つ意味、力、責任、これらを若い人たちは我々の想像以上に深く、重く受け止めているように思います(若い人たちには失礼な言い方ですが正直な感想です、ごめんなさい)。これからの社会の中でプロデューサーの役割を果たしていきそうな人たちが続々と四国に集まり、そしてまた全国に展開していく、そんな動きを見ていると四国の将来はかなり期待値が高いものになりそうです。
今まではスーパーマンのような人がいて、企画、仕組み作り、人集め、資金集め、製造、営業、経理、全部一人で片付けて来られたわけですが、スーパーマンは滅多に現れません。スーパーマンの機能を仕組みとして実体化していく、そんな取り組みが若者の中で始まっています。
四国経済産業局長 加藤 元彦
「かがわ経済ナビ」は、経済に詳しい専門家の方々に香川や四国の経済状況、新たな動き、今後の展望などを語っていただく「潮流」。
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