2012年1月5日更新
ウグイスガイ目イタボガキ科
「カキ」にはいくつか種類がありますが、通常カキといえばマガキを指します。マガキは、岩場などに生息しますが、市場に出回るのは普通は養殖ものです。
カキは、グリコーゲンの他、必須アミノ酸をすべて含むタンパク質やカルシウム、亜鉛などミネラル類をはじめ、さまざまな栄養素が多量に含まれるため、「海のミルク」と呼ばれています。食用としての歴史は非常に長く、世界中で食されており、最も人類が親しんできた貝の一つです。香川県では現在「加熱用」の出荷がほとんどですが、無菌水で一定期間絶食状態におかれる「生食用」に比べ、身痩せが無い分、加熱して食べる場合は一般的に「加熱用」の方がおいしいとされています。調理方法は、殻付きなら網焼き、むき身ならフライや鍋料理が一般的ですが、カキご飯やすまし汁なども風味が生きて美味しくいただけます。また、高松市牟礼町で始まった殻付カキを鉄板で焼くカキ焼きは、冬の風物詩となっています。
カキ養殖は、古くは紀元前1世紀頃から始められていますが、日本では室町時代の終わり頃に広島で始まったとされています。香川県においては戦後まもなく養殖が始められ、現在も志度湾を中心に多度津町白方、三豊市詫間などでも行われています。
カキ養殖は種ガキをとることから始まります。しかし、相当な規模で養殖されている海域でないと良質の種ガキの確保は難しいため、県内の大部分の種ガキは養殖量の多い広島県などから購入されています。これを筏等につるし、天然のプランクトンを食べて成長するのを待ち、ふっくらと身のつまる10月~3月に出荷されます。






























