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ビジネス香川 -「いま」を伝え、「未来」を育てる-

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It’s me! それは私です

VOL.226 2017年10月5日

大学進学を機に大阪から香川へやって来て25年。香川大学農学部で学び、農業分野の職員として高松市に採用された。野菜と果物の幅広い知識を持つ野菜ソムリエの資格を取得してからは、公私ともに香川の食材と郷土料理の魅力を発信する活動を行ってきた。

郷土料理の中でも、まんばと呼ばれる高菜と豆腐を煮た「まんばのけんちゃん」が特に好きだ。「高菜をこんなに簡単に、おいしく食べる料理は他にないのでは。とにかく香川の食文化は素晴らしいんです」

高松市役所に入って農林水産課に8年勤務し、現在の市場業務課に配属されて11年目になる。農林水産課にいた2003年頃、野菜ソムリエの存在を知って「何となくいいな」と思い、大阪で開催される講座に週1回通い始めた。2年ほどかけて野菜ソムリエプロを取得、09年に上級プロに認定された。現在、香川県内で上級プロの資格を持つのは、末原さんを含めて二人だ。

当時は野菜ソムリエの認知度が低く、「周囲の人から何をしているのかと思われていたでしょうね」と振り返る。だが、これからの仕事に必要になる資格だと確信していた。野菜の歴史からマーケティング、カラーコーディネートまで学び、資格取得を目指す異業種の人との交流は大いに刺激になった。

今年3月高松市主催の「うまげなもんまつり」の
ステージイベントに出演

資格取得後、野菜や農業に関する講座の講師を務めるようになったが、「知識を話すだけでは相手の心に全く響きませんでした」。それでも活動を続けるうちに、自分の伝えたいことがはっきりしてきた。「讃岐の食文化は日本一。それに気が付いてほしい」。狭い土地で効率よく作物を育てる工夫や、まんばのけんちゃんなど野菜をおいしくたくさん食べる料理。知れば知るほどその面白さに引き込まれていった。

香川の食材と郷土料理の素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい、仕事以外にも何かできないか。そう考えていた時、高松市在住の郷土料理研究家・十川時子さんに出会った。十川さんの著書を読み、郷土料理への深い愛情を感じた。おばあちゃんが孫に郷土料理を教えるというコンセプトで、自主的に映像を作ろうと思い立った。食材とレシピの選定、シナリオ作り、撮影場所とスケジュールの調整。これら全てを末原さん自身が行い、制作費もポケットマネーから支払う。

「さぬきごはんCookデコル」撮影中

知人の協力を得て、十川さんと香川のアイドルユニット「CoCoデコル(現・きみともキャンディ)」が出演する「さぬきごはんCookデコル」が完成。郷土料理の作り方と由来を紹介する約15分の映像で、今年4月から、まんばのけんちゃん編、押し抜き寿司編、あん餅雑煮編を動画共有サイトで公開した。「Cookデコルを通じて、香川の食の良さに共感してくれる人が増えたらうれしい」

9月から「Cookデコル」の新たな動画を公開している。「今後は食材、人、企業が『オール香川』のものを作りたい。讃岐の食文化は日本一。そういう気持ちで活動を続けていきます」(鎌田 佳子)

  • 1973年 大阪府豊中市生まれ
  • 1992年 帝塚山学院泉ヶ丘高校 卒業
  • 1999年 香川大学大学院農学研究科 修了(農学修士)
    高松市役所 入庁 農林水産課配属
  • 2004年 野菜ソムリエ資格取得
  • 2005年 野菜ソムリエプロ資格取得
  • 2007年 市場業務課へ転属
  • 2009年 野菜ソムリエ上級プロ認定

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It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。



讃岐を歩く

高松市サンポートを歩く。海沿いの広場で出迎えてくれるのは、スナメリのベンチ。なんとも愛らしい表情で、心も体も癒やされる。

Photo:T.Nakamura

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