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かがわのエンジン

VOL.231 2017年12月21日

「せと刺繍」は、刺繍にプリントを使って色づけした独自の技術だ。白い生地に白い糸で刺繍を施し、その上に色が付いた同じ図柄の紙を載せて熱を加えることで紙の特殊インクを生地に移し、色を付けていく。その色をより鮮やかに見せるのは刺繍の力。色をプリントした時に美しく見えるよう針の入れ方を設計するのは、技術者の技量が問われる工程だ。縫い目を細かく打つことでその部分が盛り上がり、立体感が出る。それが糸の光沢と相まって陰影が生まれる。

色のグラデーションが特徴

ただし「刺繍した生地の上からプリントすればいいという単純な話ではないんです」と代表取締役社長・細川道隆さんは言う。難しさの理由は、生地の収縮率にある。布は刺繍を施すと引っ張られることで縮む。収縮率は布の厚さや、糸の太さ、縫い目の数、長さ、方向によって変わるため、刺繍部分とプリントの色がピタリと合うことはほとんどない。わずかな誤差をうめるため「10回以上調整することもあります」と企画マネージャー・小出里央さん。手間はかかるが、刺繍だけでは表現できなかった微妙な色合いやグラデーションを再現できるのが特徴だ。せと刺繍で描かれた花や木々には躍動感がある。

プリントまでの工程を社内でできるのが強み

「刺繍の可能性を広げることが、私たちの存在意義。メーカーから受けた注文を生産するだけではなく、自分たちの新たな商品を作りたかった」と言う細川さん。同社では、せと刺繍を施した生地「せと刺織り」をブランド化。バッグや名刺入れ、財布などの製品にしてオリジナル商品として販売している。


お問い合わせ TEL.087・868・3600
HP http://www.emb-factory.com/

かがわのエンジンとは

今後の時代のエンジンとなって、香川経済をけん引していく企業や団体の技術と商品をご紹介します!
このコーナーは、下記の企業が協賛しています。
かがわ産業支援財団、サンテック、フソウ、レクザム

讃岐を歩く

着陸

塩江街道を南へ歩く。鮎滝下の交差点の先に赤い鉄橋のようなものが見えてくる。高松空港の誘導灯だ。見上げると、着陸間近の飛行機。夏の空の下、楽しい旅の始まりや終わりを迎える人をのせているのだろうか。

Photo:T.Nakamura

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