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さぬき味探訪

VOL.231 2017年12月21日

祝ダイコン

今年も残すところ10日ほど。あわただしくお過ごしのことと思います。生産地でも正月支度が始まり、市場に出荷される品目が急激に変化します。本市市場青果棟でも、これから年内最後の営業日である12月29日の止市(とめいち)に向けて、全国の産地からの年内の出荷が徐々に終了し、一方で、正月に必要な食材の出荷が増えてきます。正月食材に欠かせない金時ニンジン、レンコン、サトイモ、香酸カンキツであるダイダイやユズなどの出荷が一気に集中し、せり場の雰囲気が正月の装いに一変します。

中でも特徴的な品物が普通のダイコンと比べて小ぶりな葉付きの祝ダイコン(雑煮ダイコン)です。ダイコンは正月の雑煮に欠かせない食材なのですが、通常のダイコンでは大きすぎて半月切りなどにしなくてはなりません。「円(縁)を切る」と縁起が悪いため、輪切りにして使える雑煮ダイコンは無くてはならない商材です。クリスマスが終わるころから店頭で存在感を放ち始め、正月の到来を演出します。

この祝ダイコンは一般的に流通している青首ダイコンとは全く異なる品種で、根の部分全体が白いのが特徴です。形も、円筒形ではなく、円錐形に近い四十日ダイコンの仲間が栽培されています。また、祝ダイコンのニーズは年末に集中しており、このタイミングを逃すと商品価値が著しく落ちてしまいます。そのため、生産現場でも、年末に合わせて生産出荷される一年を通じても最も季節感あふれる食材と言えましょう。

これから年末にかけての市場は、冬至前後の朝の暗い雰囲気、凛と張りつめた冷たい空気、ユズに代表される正月を感じさせる香り、そして目に鮮やかな、雑煮ダイコンや金時ニンジンなど、五感で正月の到来を感じながら取引が行われています。


高松市市場業務課 主査
野菜ソムリエ 上級プロ 末原 俊幸さん

さぬき美探訪とは

美術館や博物館の学芸員と野菜ソムリエが香川が誇る「美」と「味」をご紹介します。

讃岐を歩く

着陸

塩江街道を南へ歩く。鮎滝下の交差点の先に赤い鉄橋のようなものが見えてくる。高松空港の誘導灯だ。見上げると、着陸間近の飛行機。夏の空の下、楽しい旅の始まりや終わりを迎える人をのせているのだろうか。

Photo:T.Nakamura

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