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It’s me! それは私です

VOL.233 2018年1月18日

長大橋(ちょうだいきょう:200mを超える橋)と呼ばれる橋の迫力と美しさに魅せられた大学時代。当時、世界一長い橋として建設が計画されていた明石海峡大橋を造る仕事をしたいと、本州四国連絡橋公団を志望した。

入社後はしまなみ海道の因島大橋、伯方・大島大橋の工事に携わった。来島海峡大橋の設計では、地震時の地盤の動きはどうなるか、地震に強くするためにどうするか、現場で造れるかなど、あらゆることを考え計画を練った。本社勤務の時に瀬戸大橋の耐震補強設計も手掛けた。「実際の設計から工事まで経験した人は少ないと思います。様々な仕事ができるのは楽しいですね」

念願がかなったのは、入社10年目。憧れていた明石海峡大橋のケーブルを架ける工事の担当になった。工事ではまず、塔と塔の間に放物線状にロープを架け、足場となる通路を造る。「つながった後すぐ、誰もいない海の上の通路を本州から淡路島まで4kmほど歩いた時は感動しました」

うどん打ち体験

丸亀城で

1年半前に赴任するまで、香川を訪れる機会があまりなかった。そこで休日は、日本最古といわれる坂出の神谷(かんだに)神社や白峯(しろみね)寺、丸亀城やこんぴらさんなど地元の名所を訪れている。「塩飽諸島の本島にある勤番所も面白かったですね」

実は本島には“橋”を見るために行った。“橋マニア”を自称し、有名な橋にはだいたい足を運んでいる。悩みは「どの橋も渡るのは簡単だが、いい位置から眺めるのが難しい」こと。瀬戸大橋も鷲羽山や聖通寺山(しょうつうじやま)から見ると縦になる。横から美しい姿が見えるのが本島だと言う。「でも本島というと、瀬戸大橋を通行しないことになるので、立場的にはあまりお勧めできないんですが(笑)」

古くなると建て替えるビルなどと違い、橋は建設後のメンテナンスも重要だ。開通30周年を迎える瀬戸大橋は「200年の長きにわたって使ってもらう」ことを目標にしている。

最大の敵は錆(さび)。鉄の部分はもちろん、コンクリートも潮風にあたると塩分が浸透して中の鉄筋が錆びることがある。そのため、11年前から少しずつ塗装し直している。その表面積は東京タワー19本分。東京タワーの塗装に1年かかることから、すべて終えるにはあと9年ほどかかる計算だ。1995年の兵庫県南部地震を機に耐震基準が見直されたため、耐震補強も進めている。「国道など代わりのルートがある高速道路と違い、橋は代わりがないので車線規制や路肩規制でしのぐしかないのが申し訳ないのですが」

橋ができることで、移動時間が短くなるという実質的なこと以外に、人や物、文化の交流が生まれ、街が発展する-。「そんな橋の機能を失わないように、先人たちから受け取った安全を守り続けていくことが私たちの使命だと思っています」(石川 恭子)

  • 1961年 広島県生まれ
  • 1979年 徳山高校 卒業
  • 1983年 大阪大学工学部土木工学科 卒業
    本州四国連絡橋公団 入社
  • 1984年 第三建設局 今治工事事務所 工務技術課
  • 1988年 設計部 設計第三課
  • 1992年 第一建設局 垂水工事事務所
    第二工事長代理
  • 2002年 第三管理局 今治管理事務所 橋梁維持課長
  • 2007年 長大橋技術センター
    耐震・基礎グループリーダー
  • 2016年 坂出管理センター所長

It’s me! それは私ですとは

香川の支店経済を支えている方や、各種団体の代表者の方などにご登場いただき、ビジネスタイムではなかなか見せることのないもう一つの顔を少しばかりご披露していただきます。
プライベートにおける意外な趣味が、ビジネスでときおり垣間見せるその人柄の源になっているかもしれませんよ。

讃岐を歩く

ちょうさじゃ

吹き渡る涼風とともに祭りの季節がやってきた。豪華絢爛という言葉がぴったりな観音寺市豊浜町の「ちょうさ」。「ちょうさじゃ」の掛け声とともに練り歩いたり、かきくらべをしたり。まち全体が担ぎ手と見物客の熱気に包まれる。

Photo:T.Nakamura

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