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かがわのエンジン

VOL.242 2018年06月07日

里山を知ってもらうきっかけに

イノシシ革製品ブランド「GOMYO LEATHER」(ゴミョウレザー) 五色の里×round.(ラウンド)

里山を知ってもらうきっかけに イノシシ革製品ブランド「GOMYO LEATHER」(ゴミョウレザー) 五色の里×round.(ラウンド)
名刺入れ。模様のように見える
表面の細かい穴が特徴


革製品といえば牛革がポピュラーだが、原料皮としては数が少ないイノシシを使った革製品の製造販売に取り組んでいるのが、「五色の里」(東かがわ市)の西尾和良さんと、革製品のアトリエ「round.」(高松市)の柏原慎さんだ。五色の里は、同市南部五名地域のイノシシ肉、自然薯、黒炭、栗などの直売所。農作物などへの被害を抑えるため、有害捕獲されているイノシシの皮を有効活用しようと、西尾さんが柏原さんに相談したのが始まりだった。

商品はキーケース、財布、バッグなど。オーダーも可能
商品はキーケース、財布、
バッグなど。オーダーも可能

製品は、五色の里で解体したイノシシの皮を、専門業者になめしてもらう。なめした革を柏原さんがデザイン・縫製して仕上げる。目指したのは、野生のイノシシの特徴を生かした仕上がりだ。「革の風合いはなめし加工で決まりますが、イノシシは加工例が少なくノウハウが蓄積されていない。ケンカした傷や体を木にこすりつけた跡、模様のように見える毛穴も個性として生かせる方法を業者さんと何度も試作しました」と西尾さんは言う。また、製品にした後の経年変化も牛革とは違う。柏原さんは、しなやかなイノシシ革に張りを持たせるため裏側から芯を入れるなどの工夫をした。

3年かけて開発された製品は、美しく質のよい“本物”の商品にするため、すべて手縫い。ポケットの内側にもナイロンではなく革を使った。高級路線を選んだのは、狩猟者や解体する人にも利益を還元したかったから。「高齢化と後継者不足で里山が荒廃している今、里山だからできるビジネスモデルを作りたい。この製品を通して里山を知ってほしい」と西尾さんは言う。

【問い合わせ】
round.TEL.087・887・8698
info@round-web.net
【HP】
http://www.round-web.net
http://www.gomyo-leather.com

「かがわ農商工連携ファンド」を開発費用に充てられ助かりました

製品開発のための費用は、(公財)かがわ産業支援財団の「かがわ農商工連携ファンド」を活用。この事業は、中小企業者と農林漁業者がお互いの資源や技術を持ち寄り、新しい商品やサービスを開発し、販路を開拓する事業に対して助成する。平成30年度追加募集は、7月24日まで。詳細は問い合わせを。

《公益財団法人かがわ産業支援財団ファンド事業推進課》
TEL.087・868・9903
http://www.kagawa-isf.jp/sien/nousyokou_fund/

かがわのエンジンとは

今後の時代のエンジンとなって、香川経済をけん引していく企業や団体の技術と商品をご紹介します!
このコーナーは、下記の企業が協賛しています。
かがわ産業支援財団、サンテック、フソウ、レクザム

讃岐を歩く

燕帰る

春、日本にやって来て、秋、南方へ去るツバメ。暦の上ではもう秋を迎えたが、残暑はまだまだ厳しい。ツバメはそろそろ帰り支度を始めているのだろうか。昼下がりの丸亀市・本島にて。

Photo:T.Nakamura

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