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瀬戸標 せとしるべ

VOL.242 2018年06月07日

地域を支える若者たち

香川県教育委員会 教育長 工代 祐司

香川県教育委員会 教育長  工代 祐司

1354。この数字は何だと思いますか。とても大切で重要な数だと思うのです。正解は、高等学校卒業者のうち県内で就職した人数です。今年3月、公立私立合わせて卒業者は8,613人。うち就職者は1,553人。そのうち県内で就職した者が1,354人です。


その他の進路は、大学等進学者4,700人程度、専修学校等(予備校を含む)2,100人程度です。確定値はまだ発表されていないので、2017年3月卒業者の進路の割合で算出しています。ちなみに大学等進学者の約8割は県外への進学です。

人口減少は地方にとって喫緊かつ最重要の課題です。香川県においても1999年の約103万人をピークとして減少に転じ、現時点では96万人台となっています。これは1976年に近い人口ですが、当時の年少人口(15歳未満)の割合は22%程度であったのに対して、現在は12%程度と若者層が半減しています。

地域の活性化にとって、若者の力は不可欠だと言われています。では、その若者とは誰か。県内大学等を卒業して県内就職した者、県外の大学等で学びUターンした者、香川の地に憧れ移住してくる者、転勤で赴任してくる者等いろいろです。

地域は多様な人々の総力で維持・発展していきますが、最初にお示しした1,354人の存在は、その中でもとても重要な役割を果たしているのではないでしょうか。彼らは高校卒業後、香川で働き、地元の経済・産業を支え、暮らしの中で地域の担い手になってくれているのです。

一方、彼らの就職後3年以内の離職率は約3割にも達します。職場体験学習や職場定着セミナーの開催、高校教師による職場訪問など学校教育サイドのメニューは一定準備されています。これからは、地域社会の担い手として、彼らを育成・応援する仕組みが必要であると思います。

例えば、地域の担い手としての自覚の醸成、仕事や人生の悩み相談システム、人的ネットワークの構築の手助け、学びの機会の提供、起業支援などです。学校や地域、企業の皆さんの参加による「1354応援団」。そのようなムーブメントが高まればいいなあと思います。

香川県教育委員会 教育長 工代 祐司

瀬戸標とは

香川経済界のキーパーソンがあらゆる視点から産業や文化、「いま」と「未来」などを語ります。



讃岐を歩く

上へ上へ

栗林公園近くの古い住宅地を歩く。細い路地を抜けると、三社神社の大楠が現れた。住宅の間を抜けるように、上へ上へと空高く伸びているように見えた。

Photo:T.Nakamura

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