電気の一括購入で料金を削減

このほど、日本電力株式会社（高松市）が提供する高圧一括受電サービス「ecoスマ」の受託戸数が、2011年6月のサービス開始からの累計で30,000戸を超えた。

同社はあなぶき興産のグループ会社で、マンションへの電力提供サービスや電化機器リース事業を手掛けている。

ecoスマは、マンションに入居する各家庭が個別に電力契約するところを、同社が一括して電力会社から電気を購入することで、電気料金を削減するというもの。料金の削減に加えて、電気設備の定期的な検査や、スマートメーターによって各家庭でいつでも電気の使用量が確認できるなどのサービスもある。ecoスマの受託戸数は、2月末日で518棟、30,028戸となっている。

代表取締役社長の吉盛隆治さんは「近頃は災害で停電することも多いので、蓄電池を利用して停電時に対応できる新サービスを考えています。お客様のライフサポートができるよう業態を広げていきたい」と展望を話している。