熱気に包まれ開催/就職情報交換会 in 香川

ワークサポートかがわ

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2018.10.18

どの大学ブースも企業担当者が順番を待つ

どの大学ブースも企業担当者が順番を待つ

県内外大学等33校の就職支援担当者と県内企業との就職情報交換会が10月18日、レクザムホールで開かれた。情報交換会は、香川県就職・移住支援センター(ワークサポートかがわ)が主催するもので、県内事業所が大学担当者と直接話せる機会を提供することで人材確保を支援しようと毎年開催している。

超“売り手市場”といわれる中、それまでの企業ブース形式では出展企業数が限定されるため、昨年から大学ブース形式に変更。今回は昨年の倍を超える96社が来場し、大学側が控えるブースにはどこもひっきりなしに企業採用担当者が面談に訪れる活況となり、会場内は熱気に包まれていた。
名刺交換会でもお互いを知ろうと盛んに交流

名刺交換会でもお互いを知ろうと盛んに交流

企業担当者らは、「数年前から採用は厳しくなった。合同説明会に来る学生も減っているだけに、こうした場は間接的であっても、学生との接点づくりとして貴重」「一度に多くの大学と接触できるのは効率的。その後の訪問もしやすくなる」「ちょうど内定時期と重なり、その御礼もできて助かる」など、継続的な意義を評価する。

一方の大学側も一様に、「地元企業の考えを知ることができる良い機会」と会のメリットを語る。県外学生が8割を超える山陰の大学担当者は、「Uターン就職を希望する学生が圧倒的なだけに、企業の顔の見える就職支援ができるようになる」と喜ぶ。

企業側、大学側の双方にとって貴重な場となっている就職情報交換会。どちらからも、お互いを知ることを通じて、学生にいい就職の選択を提供したいという思いが伝わってきた。

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