体力と集中力に自信

ヒマラヤ イオンモール綾川店 店長 河原 潤さん

Interview

2014.12.18

2014年10月24日、スポーツ用品店・ヒマラヤの県内初店舗がオープンした。店長の河原潤さんは、以前から新規店舗での勤務を希望していたという。「念願が叶い、やりがいを感じています」

陸上に注いだ情熱を仕事に

「体力と集中力には自信があります。風邪もほとんどひいたことがありません」。小学生で始めた陸上競技は、中学・高校・大学と続けた。専門は100メートル、200メートルなどの短距離走。スタート前の静けさ、独特の緊張感、走っているときの風の音が好きなのだとか。

子どものころは運動会を心待ちにしていた。「特にリレーが楽しみでした。みんなでバトンを渡してゴールに向かうところや、盛り上がる雰囲気が好きでしたね」

スポーツに携われる仕事に就きたいと、ヒマラヤへ入社。これまで岡山と愛媛の店舗で勤務し、店長も経験してきた。「全国で年間10店舗がオープンしていますが、新規店舗の店長をできるチャンスはなかなかありません」

単独店舗と異なり、ショッピングモールにある店舗ならではの工夫が必要だという。客層も、ピークを迎える時間も違う。売れ筋商品は地域によっても異なる。「この店舗で、香川でのヒマラヤの印象が決まります。ゼロから始め、いかにお客様に満足していただくかを考えています」

品ぞろえや価格では、他店との差をつけにくい。「スタッフで差をつけたいと思っています。お客様へのあいさつ、声掛け、笑顔など基本を大切にしています。『あの人がいるからこの店で買い物しよう』と思ってもらえるようにしたいですね」。イオンモール綾川のリニューアルオープンとも相まって、売り上げは好調だ。

「新規店舗は3年後の実績がものを言います。けれど、3年と言わず、1年2年で売り上げ目標を達成したい。他店と同じではなく、地元のニーズに応えて、香川らしい店づくりができれば」

妻とペットと過ごす休日

昨今のランニングブームで、シューズやウエアを買い求める人は多い。「長距離は苦手だったのですが、お客様と『ランニングが楽しい』という気持ちを共有したくて、一昨年から本格的に始めました」

仕事が終わった後や休日などに10キロ程度走る。これまでにハーフマラソンとフルマラソン、合わせて10大会ほどに出場。まずは、4時間を切るタイムを出すことが目標だ。河原さんが始めたのをきっかけに、妻も走るようになり、大会も一緒に出場した。

河原さんが妻に影響されて始めたこともある。それはペットを飼うこと。チズガメとフトアゴヒゲトカゲが家族の一員だ。トカゲはなつけば、ハンドリングと言って、飼い主の腕を上る。「かわいいですよ。名前は内緒です」。妻と一緒に走ったり、ペットと共に日光浴をしたり。心休まる時間を過ごしている。

河原 潤 | かわら じゅん

略歴
1981年10月 岡山県岡山市生まれ
2004年3月  岡山大学教育学部 卒業
2004年4月  株式会社ヒマラヤ 入社
2009年9月  ヒマラヤ岡山豊成店 店長
2011年9月  ヒマラヤ今治店 店長
2014年10月 ヒマラヤイオンモール綾川店 店長

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