コンパクトで高効率 次世代地球環境型仕様

三和テスコの「プレート&シェル熱交換器」

Interview

2021.10.21

熱交換器は、化学品や食品などあらゆる製造業の工場施設に欠かせない装置。液体を気体に、気体を液体にするなど、加熱と冷却ができるため熱交換器という。例えば、水蒸気を水に、水を水蒸気にすることができるため、水と水蒸気が必要な工程で、水を循環させて無駄なく使える。環境にもやさしい装置だ。

従来、熱交換器は「プレート式」と「多管式(シェル&チューブ式)」と呼ばれるものが多く使われてきた。それぞれメリット・デメリットがあるが、両方の利点を併せ持つのが、「プレート&シェル熱交換器」だ。コンパクトで汚れにくく、高温・高圧への耐性も高い。マイナス200℃からプラス600℃までの温度と、真空状態から10MPa(メガパスカル)までの圧力に耐えることができる。多管式熱交換器の5分の1ほどの大きさのため、工場内の省スペースに加え、解体してメンテナンスする時も場所をとらない。

プレートパックはフィンランドのバーテルス社から仕入れている。バーテルス社の熱交換器は、1990年の発売以来、世界で55,000台以上の稼働実績を誇る。三和テスコではバーテルス社のプレートパックをもとに、設置する工場や適用規格に合わせて熱交換器の設計・製作をカスタマイズ。溶接技術を用いてシェル(胴体)をつくり、完成品に仕上げる。

顧客のニーズに合わせたカスタマイズと、溶接技術の高さ、品質管理の体制が整っていることが、三和テスコの特長だ。同社でプレート&シェル熱交換器の製造と販売を始めて約10年。コンパクトで高効率の熱交換器は、今の時代に求められている製品だと考え、さまざまな分野への導入を図る。

株式会社 三和テスコ

住所
香川県高松市朝日町4丁目11番67号
代表電話番号
087-821-4431
設立
1948年
社員数
85人
代表取締役
釆女 信二郎
資本金
6,000万円
事業内容
船舶用ディーゼルエンジンベッド製作

各種プラント設計・製作、ナイアス製作

プレート&シェル熱交換器製作 他
沿革
1918年 創業

1948年 株式会社木目鉄工所 設立

1955年 三和鉄工株式会社に改称

1992年 株式会社三和テスコに改称

2003年 ポエック(株)グループに加入

2009年 熱処理工場を新設する

2015年 郷東町に工場用地を購入し、大型製缶工場(郷東工場)を建設する

2019年 (株)ミモトを吸収合併し、坂出工場とする
地図
URL
https://www.sanwa-tesco.co.jp/
確認日
2021.09.14

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