鉄・ステンレスの製缶でプラント設備を支える

サンテックの「曲げ加工」と「溶接技術」

Interview

2021.12.02

創業から40年以上、鉄やステンレスの製缶を手掛けてきたサンテック。製品は、国内外の民間企業や公共施設などの工場で、貯蔵タンクや熱交換器として使われている。タンクを水や食品・薬品の原材料を貯蔵するために使うのは想像しやすい。

それでは、熱交換器とは何かー。サンテックの熱交換器は主に、上下水道やごみの処理施設で活躍している。処理の際に出る熱風を冷ましたり、再利用したりするために使われる。直径1.5m×長さ5mのものから、直径3m×長さ10m程度まで大きさは様々だ(写真は長さ約14mの熱交換器で、サンテックが手掛ける製品の中では最長のもの)。

巨大な筒の中には、端から端まで鉄やステンレス製のパイプが通っている。納入先では立てて使用し、筒の中に冷風を流すことで、パイプの熱風を冷ますなどする。全国でも、大型の熱交換器を製造できる企業は数少ないという。

熱交換器の製造の手順は、まず外側の筒をつくることから始まる。鉄やステンレスの板を少しずつ曲げて、円に近づける。板の端と端を溶接でつなぎ「真円」にする。大きい熱交換器の場合は、筒をいくつかつなげていく。筒の中には、半円状の仕切り板を等間隔で互い違いに入れていく。仕切り板には穴が空いており、パイプを通すことで支える役割を果たす。

最後にパイプを端から端まで通す。筒の長さに合わせて、パイプも溶接してつなげている。溶接した「つなぎ目」は、強度を保ちつつ平らに仕上げる。職人の力量が問われるところだ。
職人は約30人。曲げ加工や組み立てをする「鉄工」と、「溶接工」に分かれる

職人は約30人。曲げ加工や組み立てをする「鉄工」と、「溶接工」に分かれる

株式会社サンテック

住所
香川県綾歌郡綾川町羽床下2137-1
代表電話番号
087・876・1600
設立
1991年
社員数
69名(男性58名、女性11名)
事業内容
各種プラント(医薬、食品、化学、水処理、パルプ、ゴミ焼却、半導体など)を構成するさまざまな機器の設計・製作
地図
URL
https://suntech.link/
確認日
2021.08.28

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