排ガスCO2を「原料」に
世界初の商用プラント稼働

神島化学

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2026.06.02

神島化学工業(本社・大阪市中央区)は5月18日、工場の排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)をそのまま原料として再利用する商用プラントを、三豊市の詫間工場で稼働させた。自社工場の排ガスCO2を原料化して使用する商用プラントは世界初という。投資額は約30億円。

新設した「CO2リサイクルプロダクションシステム」は、排ガス中のCO2をアルカリ性資源と反応させ、炭酸カルシウムなどを生成。同社主力の建材・化成品の原料に活用する。当面は年間4000トンのCO2を再利用し、段階的に2万トン規模まで拡大する。

濃度が約10%と低い排ガスCO2を、エネルギーを多く消費する濃縮工程なしで直接使える点が特長。茨城県の石岡工場への導入も予定し、2030年までに自社工場のCO2排出ゼロ達成をめざす。10月にはCO2を建材に固定化した新製品「ZESTA」を発売する。

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