金融機関の支援で新事業

日本政策金融公庫、観音寺信用金庫、香川銀行

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2021.07.15

観音寺港に鮮魚店

昨年12月に株式会社RAKUが、観音寺市港町に「アオハタ鮮魚店」を開店した。

代表取締役の三好良平さんは飲食店での修業を経て、同市内で居酒屋を経営。空き家が増加している観音寺港周辺を活気づけたいと、閉店したスーパーの跡地を購入し、アオハタ鮮魚店を開店するに至った。

同店は「子どもたちが笑顔になれる朝から元気な港町」がコンセプト。鮮魚に加えて、地域の農産品や特産品も販売している。イートインコーナーがあり、利用客は刺身などを購入し、オリジナルの海鮮丼を作って食べることもできる。

事業の実現にあたっては、市内の若手経営者と共同でクラウドファンディングを実施し、目標額を達成していた。日本政策金融公庫と観音寺信用金庫は、協調で運転資金を支援。地域の活性化と魚市場の良さを後世に残したいという思いが評価されたという。

西讃初、本格的テニススクール

観音寺市粟井町のPlasir Tennis Academy(プレジールテニスアカデミー)は、大阪を拠点に選手・コーチとして活躍した合田章悟さんが、ジュニア向けとして昨年1月に開業したテニススクールだ。世界で活躍するテニスプレイヤーの育成だけでなく、テニスを楽しむことによる子どもたちの健全育成も目的としており、地元市民に親しまれるスクールを目指している。

開業以来、市内のテニスコートを借りてスクールを運営していたが、今年4月に自社のテニスコートをオープン。本格的なハードコートを持つテニススクールは西讃で初めて。観音寺市スポーツ協会とも連携しながら、地域に密着したテニススクールを目指す。

日本政策金融公庫と香川銀行は、協調でテニスコートの建設資金を支援。子どもたちの健全育成の方針と、地域への貢献度の高さが評価されたという。

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