移りゆく通信業界で 時代ごとに仕事を楽しむ

NTT西日本 香川支店長 眞塚 教夫さん

Interview

2013.12.05

今年6月に着任。自宅は兵庫県で、高松へは単身赴任だ。「高松は西日本でも有数のビジネス街だと思います。サンポートや屋島から眺める景色はとても都会的ですね。妻も高松が気に入って、毎週やって来ますよ」

球技に熱中した学生時代

大学では、ゴルフ部とテニス同好会に2年ずつ所属。東大ゴルフ部には契約ゴルフ場があり、週末にキャディーのバイトをすれば、無料でコースを回ることができた。月に一度は、千葉県にある大学のスポーツ施設で合宿。「多摩川でもよく練習しましたね」

テニスは、NTT入社後も続けた。社内のテニス部は全国大会経験者が多数在籍する強豪チームだったため、練習では目からうろこが落ちるような体験をした。「ボールコントロールなどレベルの高さを目の当たりにしました。その時初めて、スライスとはこういうことかと理解しましたね」

今では、たまにゴルフをする程度だそう。「もう少しうまければ、胸を張ってゴルフ部と言えるのですが」と笑う。

休日は、美術館巡りを楽しんでいる。高松に来てからは、県庁舎ツアーに参加したり、直島を訪れたりした。「岐阜支店にいたころは、城にもたくさん行きました。こちらでもさまざまな場所に行ってみたい。四国霊場と石鎚山、剣山など登山にも興味があります」

飽きることのない仕事

「いろいろと変わる時代の最先端で、仕事をしてきたという感覚です」。民営化の3年後に入社。株式が上場したころで、学生の人気も高かった。「電話にとどまらず、さらに花開く業界だと感じていました」。そして、めまぐるしい変化を遂げてきた情報通信。日々新しいことが起き、仕事には飽きない。

「会社を外から見る機会にも恵まれました」。旧総務庁への出向や、労働組合の役員勤務を経験。特に組合での2年半は、事業の根幹を理解する貴重な時間となった。「一部事業を分社化し、本体をスリムにしようというころでした。会社と組合員の間に立って、雇用・労働条件をどう守るのかを必死に考えましたね」

岐阜支店では、営業部隊の再編に着手。「営業が変われば職場全体が変わります。どうすれば職場に良い影響を与え、売り上げが伸びるのかを考え、全国1位に輝きました」。通信手段の選択肢が格段に増えた現在、業務の中で営業のウエイトが大きくなると感じている。「これからもこまやかな営業活動を行い、セキュリティー対策などお客様サポートサービスを充実させていきたいですね」

眞塚 教夫 | まづか のりお

略歴
1965年7月2日 大阪府生まれ
1988年3月 東京大学法学部 卒業
1988年4月 日本電信電話株式会社(NTT)入社
1999年10月 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
      大阪支店営業部 担当課長
2001年4月 営業推進部 担当課長
2003年6月 岐阜支店 営業企画部長
2006年7月 経営企画部 担当部長
2010年9月 相互接続推進部 担当部長
2013年6月 香川支店長

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