海外から観光を学びに四国へ

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2019.09.18

高松市の丸亀町商店街を見学

高松市の丸亀町商店街を見学

国際協力機構東京センター(JICA東京)が8月29日〜9月27日、開発途上国の観光行政官を受け入れて、日本で観光マーケティングや観光客誘致の手法を学ぶ研修を実施する。参加者はボツワナ、エジプト、イラク、モンテネグロ、ミャンマー、パレスチナ、ウズベキスタン、ベトナムからの観光行政関係者9人。

研修生らは、アートによる地域振興策や、地域文化を生かした観光振興策の事例研究のため、9月17日に香川県を訪れた。午前中は直島のベネッセハウスと家プロジェクトを見学。午後からは、四国ツーリズム創造機構で四国広域観光周遊ルート、高松丸亀町商店街で中心市街地活性化事例について学んだ。

イラクのクルディスタン地方で観光行政に携わるディダールさんは「直島でも高松でも、行政と地域住民が友好的に協力し合っているように思いました。直島では現代アートの中に地域の歴史や文化を感じることができました。イラクには石で出来た6千年前の建物があるので、香川の事例を参考に活用方法を考えたい」と話した。

18日は、徳島県でお遍路と阿波おどりを体験するという。
丸亀町商店街の活性化策を学んだ

丸亀町商店街の活性化策を学んだ

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