「点字電話帳 香川県版」をNTT西日本が発行

NTT西日本香川支店

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2020.03.16

NTT西日本香川支店では、点字電話帳(B5版・128ページ)200部を作成し、香川県視覚障害者福祉協会に贈呈。3月11日に贈呈式が行われた。

1978年に初版を発行してから、3年に1度改訂版を作成している点字電話帳。公共機関や病院、交通機関など約530件の電話番号と、電報文例を掲載している。また、災害時に対応したライフラインの情報として、今回新たに水道に関するものが追加された。

「各地で災害が起こっている昨今、災害時に安否情報がやり取りできる『災害用伝言ダイヤル』の利用方法も掲載しています」とNTT西日本香川支店長・北口哲也さん。今後も、社会の課題解決に貢献できる取り組みを続けたい、と話す。

点字電話帳の作成に協力した香川県視覚障害者福祉協会の浅見裕一郎会長は、贈呈を受け「最近は、音声によるサービスを利用する視覚障害者も多いですが、これを機に改めて点字の大切さを知ってほしい」という。

贈呈された200部は、同協会の会員に無料配布されるほか、図書館など公共施設にも設置される予定だ。

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