就職面接会「かがわーくフェア」開催

高松商工会議所

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2020.08.26

机やいすの間隔も十分とられている

机やいすの間隔も十分とられている

新型コロナウイルス感染症の影響で、就職活動も例年通りとはいかない。就活イベントは軒並み中止になり、企業も人材確保に頭を悩ませている。

そんな中、「かがわーくフェア夏の就職面接会」が8月26日にサンメッセ香川で開催された。感染症対策には万全を期し、参加企業数は100社に絞り、学生も事前申し込み制で30分ごとに定員40人で受付、入り口では検温と消毒を徹底し、接触確認アプリCOCOAを登録してもらう、などの体制で行われた。
各ブースにはアクリル板を設置し、面談はマスク着用で

各ブースにはアクリル板を設置し、面談はマスク着用で

参加企業の一つである四変テックでは、オンライン面接にも取り組んでいるが「オンラインだと比較的知られている企業に学生が集まる傾向があるので、こういう就活イベントは初めての人にも会社のことを知ってもらういい機会」と人事労務課の西川大樹さん。

島産業総務課・宮崎友香梨さんは「やはり会ってお話しないとわからないことも多いと思います。今後も、オンラインとリアルでの面談を併用していく予定」という。

なかなか思い通りに就活が進まなかった学生も多く、昨年の115人に対し、今回はのべ162人が参加。事前に調べて興味がある企業数社に絞り、担当者と熱心に話をしていた。事務系の職種を希望している学生は「オンラインは家にいながら県外の企業にもアプローチできるのがいいと思います。ただ、実際に担当者と話をすると雰囲気もよくわかるし、タイムラグがないので話しやすい」と手応えを感じていた。

これまで、年に3回開催されていたかがわーくフェアだが、今年度はこれが初めての開催。「オンラインは決まった企業との面接というケースが多いが、このような形の面接会だと一度により多くの企業担当者と話ができる。学生も企業も苦労している中で、何とか両者がつながる場をつくりたかった」と高松商工会議所事業推進部長・美馬幹晃さんは話す。

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