フソウと香川県が「森づくり」共同宣言

フソウメンテック

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2020.09.04

署名式の様子

署名式の様子

豊かな自然を守るため、また最近は防災面からも森林の重要性が高まっている。香川県ではより多くの人に、環境保全や森づくり活動に関心をもってもらうため、さまざまな事業を展開している。

県内企業と協働し森づくりを行う「フォレストマッチング推進事業」もその一つ。県は手入れが必要な森林についての情報を提供し、主旨に賛同した企業は自社での経費負担と社員の参加を進めながら「協働の森づくり」を行う。

フソウメンテック(高松市郷東町)では、この「協働の森づくり」に取り組むことを決定。9月3日に香川県と共同宣言の署名式が行われた。同社は、上下水道施設のメンテナンスを中心に「水」にかかわる事業全般を手がけていることもあり、水源となる「森づくり」をすることで、地域に貢献していきたいという思いがある。活動するのは、綾川町滝宮の森林で「フソウの森」と名付けられた。

浜田恵造香川県知事、前田武俊綾川町長、三好英運綾川町滝宮財産区議会議長との署名を終えた、フソウメンテック・西堀直人代表取締役は「県民の森づくりにかかわることができ、感謝しています。地域との交流も進めながら活動していきたい」と意気込みを話した。

まずは、11月に社員やその家族と一緒に植樹をする予定。今後も、定期的に植樹や手入れをしていく計画だ。「活動は現在だけではなく、次世代、未来につながるものにしたい」と西堀社長はいう。

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