善通寺と三井住友海上火災保険が包括連携

総本山善通寺、三井住友海上火災保険

News

2021.12.13

高樋さん(左)と菅さん

高樋さん(左)と菅さん

12月2日、総本山善通寺と三井住友海上火災保険が、包括連携に関する協定書の調印式を同寺で行った。今回の協定は、交通事故を減らす防災・減災やリスクマネジメント、SDGs推進、観光振興、健康増進、高齢者・障がい者支援、環境保全に関することなどが盛り込まれている。

今年3月に、三井住友海上火災保険は善通寺市とSDGs連携協定を締結しており、それが今回の協定のきっかけとなった。今後、安全運転やSDGs、健康増進の普及啓発のため、講習会を開催するなどの連携事業を行うという。また、善通寺が企画している2023年の弘法大師生誕1250年記念事業「交通安全祈祷殿‐御本尊交通安全地蔵尊‐」の建立を、三井住友海上火災保険が支援する。

善通寺・法主の菅智潤さんは「この2年、コロナ禍で参拝客は減ったが、最近は少しずつ増えている。多くの人が気持ちよく新年を迎えられたらうれしい。これから弘法大師御生誕1250年の記念を迎えるので、教えを後の世まで伝えていきたい」。三井住友海上火災保険・執行役員四国本部長の高樋毅さんは「当社として、全国で初の寺院との包括連携協定。地域課題解決の『輪』の中に入っていきたい。弘法大師の『同行二人』の精神を大事に取り組んでいく」と話した。

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