東植田にIT系シェアオフィス誕生

J.A.M. FACTORY

News

2020.11.05

10月19日、高松市東植田町にシェアオフィス「J.A.M FACTORY(ジャムファクトリー)」がオープンした。Webシステム開発を手掛ける三好製作所が、IT系の小規模事業者が集まるオフィスとして開設。オフィス名は「JAPAN」「AI・IoT」「Maker」の頭文字を取って名付けた。現在の入居企業は三好製作所を含めて7社11人で、Webデザイナー、カメラマンなど。
大型スクリーンがあるイベントスペース

大型スクリーンがあるイベントスペース

同社の代表取締役・三好幸司さんは「IT系企業が1カ所に集まったら、スピード感を持って仕事できると考えました」と話す。社内で事業を拡大するよりも、専門的な知識・技術を持つ事業者が集まれば、自社の得意な仕事に集中しつつ、苦手なところをカバーし合える。オフィスの場所だけでなく、知識や技術、人脈もシェアできる。

建物は、東植田小学校に隣接する旧JA東植田を活用した。大型スクリーンを設置したイベントスペースや和室などもあり、イベントやカルチャー教室としての貸し出しも考えている。オフィス部分は20人程度まで入居者を増やしたいという。

三好さんの地元である東植田を活性したいとの思いもあり、この場所を選んだ。「働きやすい環境を整えて、県内外からAI・IoTに強い人材を集めたい。『香川ってITが強い地域だよね』といわれるくらい、イメージを変えられたら」。三好さんは、一からシステムを作れるように、中高生向けのプログラミング教室も開催している。

J.A.M. FACTORYの入居者で、PCメンテナンスを手掛ける合同会社R7の山本誠一郎さんは「面白い取り組みだと思って、参加を決めました。駐車場も建物も広いので、お客様と商談するのにぴったりです」と話している。

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