高松出身の起業家・写真家がアフリカの子どもの自立を支援

Brave EGGs

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2021.09.18

株式会社Brave EGGs(ブレイブエッグズ、東京都)が、9月19日から高松市の常磐町商店街で作品展を開催する。

同社は高松市出身の起業家・写真家の香川智彦さんが代表を務め、「アート×ビジネスストラテジー」で社会課題の解決を目指す。今年2月からアフリカ・ルワンダのスラムの子どもたちの自立支援プロジェクト「写ルン族(しゃるんぞく)」を開始。写真やアートの技術に加えて、マーケティングや会計などビジネススキルを学ぶ「学校」づくりに挑戦している(2022年設立予定)。子どもたちをプロ写真家として育成し、金銭的・精神的な自立を実現していく。

8月、ルワンダで100台のレンズ付きフィルム(使い切りカメラ)を子どもたちに配布。撮影後のカメラを1台につき1万ルワンダフラン(約千円)で買い取った。撮影報酬として提供したのは計100万ルワンダフラン(約10万円)。10万円は、ルワンダ人35人分の1年間の食費にあたるという。

買い取った計2,700枚の写真を題材に、アーティストがそれぞれの感性で仕上げた作品を「写ルン族Exhibition Tour“共鳴”」として展示する。参加アーティストは香川さんのほか、プロジェクト共同発起人の鈴木掌さん、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんなど。作品展では、アーティストの作品のほか、現地で撮り下ろした写真も展示。作品はすべて販売し、利益の50%をアーティストに還元、残りの50%は学校設立のための運営費として使われる。プロジェクトでは、活動を支援するサポーターも募集している。

会場:BRIC(高松市常磐町1丁目6‐6)
日時:9月19日(日)~26日(日)11時~18時30分
入場無料

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