高松高等予備校では学力をつけることを最優先にクラス・カリキュラムを設定し、クラス担任が生徒一人ひとりの学習状況に応じて細やかにケアする。担任は授業を行うだけではなく、大学でどんなことを学びたいか、本当にやりたいことは何かといったことを生徒自らが考えるよう指導をしている。
また、42都道府県から生徒が集う直営寮では7時起床、17時門限と日々の学習リズム・生活リズムを整えることにも
力を入れている。各寮にある自習室で一緒に学習する「必須自習」を設けることで、頑張っている友達の姿に刺激を受け、モチベーションが上がる生徒も多いという。
同校は開校当時から、知識だけではなく「人間的な成長」を、ただの進学ではなく生徒の将来を見据えた「進路」を考え、サポートする教育を続けてきた。そんな環境の中、ライバルと切磋琢磨することで、生徒は学力を伸ばすだけではなく人間的にも成長し、巣立っていく。
高予備で働く上で意識していることは。
【寺田】総合事務として多岐にわたる業務を行っていますが、事務作業ではミスをなくすことを常に意識しています。また、高校訪問では模試案内やお預りしている既卒者の成績報告等を行っています。高校の先生方は私を通して予備校をイメージされるので、真摯な対応を心掛けています。
やりがいや嬉しかったことは。
【十川】私自身、浪人の時が精神的に一番しんどかったので、その経験を活かして生徒を少しでも助けたいと思ったのが高予備の教師になった理由です。だから、関わってきた生徒が「合格しました」と報告に来てくれる時がやはり一番嬉しいです。
生徒たちと接する時に 心掛けていることは。
【十川】何となくではなく、目的や夢をもって大学に入ってもらいたいと考えています。授業中も自分の大学生活や研究の話をしながら、生徒自身が進路を自ら考えられるようにしています。私たちの言葉が生徒に与える影響は大きいので、できるだけ前向きになれるような指導や、声掛けをしたいと思っています。
高校の時にやっておいた方がいいこと
世の中には様々な進路があることを知った上で、自分が進む道を決めてほしい。興味をもったことは調べる、行動することが大切です。
寺田さん
こんなもんでいい、と妥協せずにいろんなことに一生懸命取り組んでください。たとえ失敗しても、経験は次につながる財産になります。
◆キーワード
大学入試改革
学校法人 高松高等予備校
- 住所
- 高松市観光町547−1
TEL:087-834-1015
FAX:087-863-3088 - 開校
- 1962年
- 直営寮
- 楠上、上福岡、木太、春日、屋島
多肥、仏生山、福岡 - 沿革
- 1962年 大学受験校 高松予備校として開校
各種学校として設置認可
1973年 学校法人認可
高松高等予備校に名称変更
2002年 付属診療所なりあい医院 開院
2004年 亀井町教室 開校
2005年 各種学校から専修学校に変更
2012年 丸亀市幸町に通学型通信制高校
村上学園高等学校を開校
2015年 高松高等予備校本校を観光町へ移転
- 確認日
- 2018.01.04
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