ドライバーの接遇向上を目指す

東讃交通

News

2019.07.05

タクシー会社の東讃交通(高松市)が、今年4月からドライバーの接遇向上を目的とした研修を実施している。全日本作法会家督・ビジネスマナーインストラクターの大竹智子さんを講師に招いて、言葉遣いや立ち居振る舞いを学ぶ。

これまで社内の接遇マニュアルはあったものの、外部講師による研修の開催は初めて。同社は高松と丸亀の営業所を合わせて約100人のドライバーが所属しており、現在、各営業所で1回ずつ研修を行った。

「マナーアップ研修」はあいさつから始まり、表情トレーニング、身だしなみのチェック、お客さんとの会話シミュレーションなど。代表取締役の川畑憲太郎さんは「乗務員から反発もあるのではと思っていましたが、研修を受けてよかったという感想が聞こえてきています。私自身もマナーのプロからきちんと教えてもらって勉強になりました」と話す。

6月20日からは「香川県で一番、女性にやさしいタクシー会社を目指します」をスローガンに掲げた。「言葉遣いや態度について、お客様から厳しい意見を頂戴することもあります。女性にやさしい=すべての人にやさしい(利用しやすい)がコンセプト。地域密着がタクシー会社のあるべき姿だと思うので、より地域に信頼される会社になれたら」

今後は3カ月~6カ月に1回程度、マナーアップ研修を実施していきたいという。

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