高松信用金庫、丸亀市、善通寺市、多度津町と観光振興を目的に連携

高松信用金庫は、丸亀市、善通寺市、多度津町と、それぞれ地域活性化に向けた連携協定を結んだ。脱炭素社会の実現や若者の定住、災害時の相互支援、観光振興など、さまざまな分野で協力し、地方創生に取り組む。

10月11日に開かれた連携協定式で、同信金の大橋和夫理事長は、「地域密着型の金融機関として、それぞれの市町と手を組み、地方の課題解決に尽力したい。得意分野である全国のネットワークを使って取り組んでいく」と述べた。

丸亀市の松永恭二市長は「人口減少や少子高齢化、SDGsの推進など、行政だけでは解決が難しい課題に直面している。高松信金の知見やノウハウを生かし、効果的な事業を推進したい」、善通寺市の小滝賢士副市長は、「まちづくりに新たな力が加わると、喜ばしく感じている。高松信用金庫が持つネットワークを中讃地域の発展のために活用させてほしい」、多度津町の丸尾幸雄町長は「行政課題はたくさんあるが、町民の生活や幸せの向上に向けて一緒に頑張りたい」と話した。

同信金は、2022年に琴平町、まんのう町と同様の連携協定を結んでおり、今回の3市町とも関係を強化して、中讃地区の地域活性化につなげたい考えだ。