高松市歴史資料館が「水」に関する展示

高松市歴史資料館、水資源機構吉野川本部

News

2021.06.15

高松市の近代水道誕生100周年を記念して、同市歴史資料館は収蔵品展「近代水道への胎動―城下町高松の上水道―」を6月27日(日)まで開催している(月曜休館、6月19日・20日は臨時休館)。

上水道成立に影響を与えた高松平野の地形や風土の特徴を紹介するほか、古文書から城下町高松の上水道を探る。近代水道誕生後も生活の一部に利用された江戸時代の上水道の終焉の姿を紹介するとともに、歴史的価値についても考える内容となっている。

あわせて、水資源機構吉野川本部は、同館でロビー展「早明浦ダムから香川県に水が届くまで」を開催する。香川県で使われる水道用水の約45%、農業用水の約25%、工業用水の約15%は、早明浦ダムで貯えられた吉野川の水に頼っている。展示では、早明浦ダムから香川県へ水が届けられるまで、水の確保に苦労した歴史や、ダムや水路の役割、安定的に水を届けるための各機関、水を育む水源地を紹介する。

高松市歴史資料館 ☎087・861・4520

水資源機構吉野川本部 ☎087・835・6600

記事一覧

おすすめ記事

メールマガジン登録
メールマガジン登録
ビジネス香川Facebookページ