「かがわEMC技術研究会」が講習会開催

かがわ産業支援財団

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2024.12.03

2024年度「EMC講習会」が11月21日、高松市郷東町の香川県産業技術センターであり、全国28社から技術者や研究者など54人が参加した。

EMCは、“電磁両立性”ともいわれる、電気製品に必要な2つの性能のこと。一つは電気的ノイズの発生を抑える性能、もう一つが周囲からの電気的ノイズの影響を受けない性能だ。それらの測定に欠かせない香川県新規産業創出支援センター(ネクスト香川)の電磁環境試験設備は、全国の企業から活用され稼働率96%。かがわ産業支援財団は、「かがわEMC技術研究会」を設置し、EMC技術の普及、向上を図っている。

講習会は、その取り組みの一つで、同研究会会長で、京都大学名誉教授の和田修己氏が「基礎からのEMC設計―回路とケーブルのグラウンド」をテーマに講演。ウルト・エレクトロニクス・ジャパンの廣田大輔氏による講演「回路シミュレータを用いたノイズ対策」、星和電機の桝田陽太郎氏による講演「ノイズ源特定ツールを用いたノイズ対策」もあった。

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