さぬき市と高松信用金庫が連携
さぬき市社会福祉協議会も含めた3者で高齢者など見守り活動も

高松信用金庫は9月6日、さぬき市と包括連携協定を結んだ。双方が有する人的・物的資源を有効活用し、地方創生、若者の定住、少子・高齢化社会などの課題解決、中小企業者支援、観光振興などに協力して取り組む。

同日、社会福祉法人さぬき市社会福祉協議会も含めた3者による「『みんなの力で見守り隊活動』に関する協定」も締結した。それぞれの立場で高齢者や障がい者などの見守り活動や支援を行い、地域福祉の向上に役立てるのが目的。住み慣れた地域で、だれもが安心して生活することができる環境の整備を目指す。具体的には、同金庫の職員が高齢者などを訪問した際、異変を察知した場合は、さぬき市やさぬき市社会福祉協議会に連絡する。円滑な連携のために、3者それぞれに連絡責任者を置くという。

さぬき市役所で行われた締結式には、同金庫の大橋理事長、同市の大山市長、さぬき市社会福祉協議会の間島憲仁会長が参加した。

10月8日には、包括連携に関する協定の一環で、たかしん杉の子会の会員を対象としたさぬき市の魅力再発見ツアー「シーカヤック＆ＳＤＧｓビーチコーミング」を実施する予定。