次の時代を照らす熱き若者たちが集う

サニピッチ2026開催レポート

Interview

2026.04.16

サンポート高松BBスクエアで3月29日、イノベーターとスタートアップ、そして学生が出会う交流&ピッチイベント「サニピッチ2026」が開催された。主役は瀬戸内エリアの高校生・大学生。そこに起業や多彩な取り組みなどで挑戦を続けている大人たちが交わり、それぞれの現在地とこれからを照らし合うような対話と熱量が会場全体に広がった。

若者130人集結、挑戦の現場に熱気

トークセッション、ピッチ、ブース交流会の三部構成で行われたサニピッチ2026。当日は香川県を中心に岡山など近隣地域から約130人が参加し、世代を超えた対話と若者の熱気が会場を包んだ。

学生主体の「香川アントレプレナーシップ推進チーム」が企画・運営し、「地域で挑戦を応援し合うコミュニティづくり」を掲げる同イベント。立ち上げに関わった中国銀行の武田憲和さんは、「起業だけでなく就職も含め、自分にも道があると知ることが大切」と話し、「多様な選択肢に触れることで若者の挑戦を後押しし、地域の未来を担う人材につながってほしい」と期待を寄せた。

「まず動く」重要性共有、起業のリアル語る

開会では、主催の瀬戸内サニー株式会社代表取締役・大崎龍史さんが「評価されるためではなく、自分がやりたいことのために動く。その原点に立ち返る時間にしてほしい」と呼びかけた。

続くトークセッションでは、4人の起業家・アトツギが登壇。藤澤暉さんは、インターン文化の乏しい地域でBBQなど草の根の取り組みから事業を広げてきた経緯を紹介。上田沙耶さんも、まちづくりや選挙への挑戦など「言って動く」ことで道を切り拓いてきた経験を語った。

議論はAI時代の可能性にも及び、地方でも自由に挑戦できる時代が来ているとの認識を共有。質疑では「失敗はやり直せばいい」「あがき続けることが大事」といった言葉が、参加者の背中を押していた。

続いて行われたピッチでは6人が登壇し、防災や教育、AIなど幅広いテーマで提案を発表。実体験に基づくプレゼンに、会場からは活発な質問と意見が交わされた。

交流から生まれる一歩、若者の意識に変化

ブース交流会では16の出展が並び、ポスターや制作物を囲んで対話が広がった。高松東高校の川西千尋さんと佐藤柚希さんは、「最初は身構えていたが、ラフな雰囲気で多くのことを吸収できた」と振り返り、「起業家の行動力に触れ、一歩踏み出す大切さを実感した」と話すなど、進路への意識の変化もうかがえた。

イベントを締めくくり、大崎さんは「終始熱気に包まれ、大成功だった」と振り返り、「挑戦者同士が刺激し合う体験こそ価値。孤独な挑戦者を応援し続けたい」と強調。今後は教育の枠を超え、企業や地域と連携しながら挑戦の機会を広げていく考えを示した。

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