「かがわ産業教育フェア2022」盛況のうちに終了

高校生が学びの成果を発表する「かがわ産業教育フェア2022」が、11月19日･20日にイオン綾川で開催された。県内の専門学科がある高校など19校が参加。19日は農業･工業･商業･情報の学科が、20日は水産･家庭･看護･福祉･理療の学科が登場し、学科の紹介や授業で取り組んだ内容の紹介、制作した作品展示、開発にかかわった商品や育てた農産物の販売など、各ブースで工夫を凝らし、日ごろの成果を発信した。

訪れた人は「専門学科の授業がこんなに独自性があることを初めて知った。生徒さんがいきいきしていて、将来が楽しみ」と話す。参加した生徒は「文化祭で開発に携わった商品を販売した時は、学校のことを知っている人たちが来てくれた。今回は、一般のお客さんに学校のことを紹介したり、販売の声掛けをしたりして貴重な体験ができた」と振り返る。準備から当日の対応まで、フェアをきっかけに生徒たちは学んでいることの意義を改めて実感していた。