高松信金の経営者講演会に800人
アパホテル社長「私が社長です。」

高松信用金庫は11月13日、高松市のレクザムホール大ホールで経営者講演会を開催した。アパホテルの元谷芙美子社長が「私が社長です。」をテーマに語り、取引先など約1000人が耳を傾けた。

元谷社長は福井県出身。高校を卒業後、福井信用金庫に入庫し、小松信用金庫に勤める元谷外志雄氏と知り合って結婚。夫が起業した同ホテルの前身となる信金開発の取締役を経て、94年から現職。自ら広告塔となって、テレビや雑誌といったメディアに多数出演している。

講演会では、おしゃまだった子ども時代や、小学生時代の帽子をかぶり始めたきっかけ、中学の時に生徒会長を務めたことなど、その半生をユーモアを交えて紹介。現在の社長業につながった両親や恩師の教えも披露した。「人生には波があり、いつもいいわけではないけれど、いつも悪いわけでもない、人間万事塞翁が馬。人の評価ではなく、自分が納得いく人生を送りましょう」と呼びかけた。