そんな、たかしんの取り組みについて、大橋和夫理事長に伺いました。
地域の“今とこれから”を伴走型でサポート
そんな時こそ、資金繰りだけではなくあらゆる分野で取引先や地域を支えることが、たかしんの役割。地元企業の“今”と“これから”の課題解決をサポートするためには、自分たちも変化と進化を続けるべきだと考えています。
たかしんでは2019年に県内企業でいち早く「高松信用金庫SDGs」を宣言。SDGsの理念に通じるこれまでの取り組みを再確認しながら、職員全員で意識を共有し、取り組みをブラッシュアップ、新たな挑戦も続けてきました。
新たな分野でも事業支援活動
今後はDXやGX、SDGsに取り組まないと取引の輪に加われない、若い世代の人材が集まらないといったことも起こってきます。時代に合わせて戦略や手法は変化、進化させながら“地域のために”の思いは変えず相互扶助の理念を体現していきたいと思います。
【進化1】県外の子どもたちとの交流を計画中 たかまつしんきんキッズクラブ
取り組みは、キャリスタ塾に続き2022年に「地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」として、地方創生担当大臣表彰を受賞。秋には、「キッズフェスティバル」を開催し、会員以外の子どもたちとの交流も広がった。今後は、県外の信用金庫のキッズクラブとの交流も目指す。
【進化2】イベント実施で間口を広げる Sanuki Woman キャリスタ塾
事業計画より前の段階、「想い」を整理するところからサポートしてくれる点が特徴だが、さらに参加しやすいように2月にはイベントを開催。キャリスタ塾への参加を迷っている人にも間口を広げ、さらに創業機運を高めていく。
【進化3】オンとオフ、両面での交流を目指す たかしん杉の子会
2023年度は、ビジネス面からの交流も計画。異業種交流のほか、新たな組織として若手経営者育成の会の立ち上げに向け、準備を進めている。
【進化4】地域それぞれの課題解決に貢献 自治体との包括連携
内容は、観光振興、災害時の支援、高齢者の見守り活動など多岐にわたる。観光分野では、全国の信用金庫の会員を中心に、県内各地域の魅力を発信して誘客を目指すなど、たかしんのネットワークを活かした取り組みも進めていく。
高松信用金庫
- 住所
- 香川県高松市瓦町1丁目9番地2
- 代表電話番号
- 087-861-0111
- 設立
- 1949年5月23日
- 社員数
- 401人(2022年4月末、常勤役職員数)
- 事業内容
- 預金業務・融資業務・内国為替業務・外国為替業務・有価証券投資業務
- 地図
- URL
- https://www.takashin.co.jp/
- 確認日
- 2023.09.21
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