キャッチコピーコンテスト「平賀源内甲子園」

瀬ト内工芸ズ。

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2020.02.18

部長の村上さん(左)と、グランプリを受賞した遠藤さん

部長の村上さん(左)と、グランプリを受賞した遠藤さん

2月15日、「瀬ト内工芸ズ。」が瓦町FLAG(高松市)で「平賀源内甲子園授賞式」を開催した。「工芸ズ」は、香川県立高松工芸高校の卒業生を中心としたクリエイター集団で、現在14人が所属。「大人の部活動」として、商品開発や自主企画イベントを実施している。スクルト(高松市)の代表・村上モリローさんが「部長」を務める。2015年から県内の学生を対象としたキャッチコピーコンテスト「平賀源内甲子園」を開催。大会名は、香川で生まれた平賀源内が日本初のコピーライターと言われていることにちなむ。初回は応募が約2,000作品だったが、5回目となる今回は12,634作品が集まった。

授賞式に先立って、落語家の笑福亭笑利さんが平賀源内を題材にした創作落語を披露。自作の装置で源内ゆかりの「エレキテル」も再現した。特別審査員を務めるクリエイティブ・ディレクターの小西利行さんとコピーライターの岩崎亜矢さんは、キャッチコピーを作るコツなどについてトークショーをおこなった。

コンテストの課題は、工芸ズと協賛企業5社(岩本ガラス、熊野蒲鉾店、喜田建材、日本ドルフィンセンター、山田家物流)による6つ。課題ごとに入賞作品が6~10ほど選ばれた。全ての作品の中からグランプリに選ばれたのは、日本ドルフィンセンターの課題に応募した丸亀市立東中学校1年の遠藤芽唯(めい)さんの「人にあきたら ドルフィンセンター」。審査員からは「ネガティブな印象から入って、最後にポジティブまで持ち上げる。ギャップがあって、人の心に残る良いコピー」と評価された。
【写真左】落語家の笑福亭笑利さん、【写真右】特別審査員の岩崎さん(左)と小西さん

【写真左】落語家の笑福亭笑利さん、【写真右】特別審査員の岩崎さん(左)と小西さん

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