飛行機を見送る、その仕事に誇りを
グランドハンドリングの現場で

高松商運空港営業所 鈴木 優理奈さん

column

2026.02.19

航空機が到着してから再び飛び立つまで、地上で欠かせない役割を果たす「グランドハンドリング」。鈴木さんは2024年5月に高松商運に入社し、空港営業所でその一翼を担う。

熊本県出身。大学時代から航空業界を志し、企業説明会のANAブースでグランドハンドリングの仕事を知った。特殊車両を操り、チームで飛行機を動かす仕事に魅力を感じ、進路を決めたという。新型コロナの影響で一度は別業界に就職したものの、夢を諦めきれず、伊丹空港で現場経験を積んだ。

そんな中、「大きな空港では業務が細かく分かれていて、一つの作業しかできないことも多い。でも地方空港では、幅広い業務に関われる」と高松空港への転職を決断。現在は貨物郵便チームに所属し、手荷物や貨物の積み降ろし、車両の運転などを担っている。

力を入れてきたのが資格取得。「一番乗ってみたかった車両」という、コンテナの積み降ろしを行うハイリフトローダーの資格を取得し、高松空港に就航する全機種に対応できるようになった。飛行機の誘導作業であるマーシャリングにも携わっている。

「日々の業務で何より大切にしているのは安全。一つのミスが、便の遅れや欠航につながることもある」。作業手順を自分の中で決め、毎日同じルーティンを守ることを心がけているそうだ。チーム約20人のうち、女性は2人。炎天下での作業や重い荷物の取り扱いなど厳しさもあるが、声を掛け合い、助け合いながら現場を回している。

出発する飛行機を見送る時、「やっていてよかった」と実感し、手を振り返してくれる乗客の姿に、学生時代の憧れがよみがえる。今後の目標はロードマスターの資格取得。さらに経験を重ね、「新人にとって手本になる存在になりたい」と話す。

高松商運株式会社

住所
高松市サンポート1−1 高松港旅客ターミナルビル8F
TEL:087-851-5661
創業
1884年
設立
1942年
資本金
2000万円
従業員
121人
年商
32億円
事業内容

船舶・航空運送代理店業及び取扱業
旅行業、港湾運送事業、倉庫業、通関業
飲食業 他
主な取引先

全日本空輸、日本航空、アシアナ航空
春秋航空、商船三井、川崎汽船、高麗海運
汎洲海運、長錦商船、ジェイティービー
タリーズコーヒージャパン 他
確認日
2018.01.04

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