「アグリフードネット」で県内農業者が交流

日本政策金融公庫

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2020.02.12

日本政策金融公庫高松支店は、2月7日に「かがわアグリフードネット」を開催した。今年で2回目となるかがわアグリフードネットは、県内の農業者の経営発展と情報交換を目指して開催される交流会。農業者同士のネットワークを広げるとともに、他の業種とつながるきっかけをつくってもらうという目的もあり、国産農産品を加工する食品業者なども参加した。

交流会ではまず、農業分野で課題となっていることや関心が高い内容をテーマに、専門家が講演。今回は「農業経営者が知っておくべき労務トラブルと予防策」について、農業分野の法務に力を入れている弁護士・大城章顕(ふみあき)さんが講演した。

農業労働者の現状を紹介した上で、起こりやすい労働トラブルについて、「時間管理・賃金」「外国人技能実習生」「離職・退職」など5つの分野に分けて紹介。なぜトラブルが起こるのか、対処する時に考えるべきことなどを説明した。「環境の変化で新たなリスクが生まれている今、農業分野にも労務に関する知識は必要」と強調した。

「同業の方と話をすることで、自社の課題解決のヒントになることもあります。また、交流会をきっかけに共同での商品開発につながっていただければうれしい」と農林水産事業融資課課長代理・田窪翔大(もとひろ)さんはいう。

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