環境省と経済産業省の利子補給事業
観音寺信用金庫が指定金融機関に

観音寺信用金庫は、環境省の「令和５年度地域脱炭素融資促進利子補給事業」と「令和5年度地域ESG融資促進利子補給事業」、経済産業省の「令和5年度省エネルギー設備投資に係る利子補給金」で指定金融機関に採択された。昨年度に続く3事業採択は、現時点で四国の信用金庫では同金庫のみ。

環境省の両事業は、一定の要件を満たす再エネ・省エネなどの設備投資に対するESG融資に最長3年間、経済産業省の事業は、エネルギー消費効率の高い設備を新設、または増設する際に利用する融資に最長10年間。いずれも貸付利率の最大1.0％の利子補給を行う。

本年度のESG融資目標30億円を掲げ、地域事業者の環境分野への設備投資を側面支援する。担当者は、「2050年カーボンニュートラルに向けた地域社会の脱炭素化・グリーン化をより一層推進していきたい」という。