新型コロナに関する緊急インバウンドアンケートを実施

日本政策投資銀行

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2020.10.16

日本政策投資銀行(DBJ)は、2012年からアジア8カ国・地域、16年から欧米豪4か国も加えた国・地域の海外旅行経験者を対象にした「訪日外国人旅行者の意向調査」を実施している。コロナ禍の影響を受けた今年は、その特別編として「新型コロナに関する緊急インバウンドアンケート」を実施。その結果からDBJ四国支店が四国に関するデータを抽出して、分析した。
新型コロナウイルス終息後、海外観光旅行の予算はどのように変化するか(四国訪問希望者)

新型コロナウイルス終息後、海外観光旅行の予算はどのように変化するか(四国訪問希望者)

調査したのは、コロナ終息後の旅行への意欲や旅の目的など。四国を旅行先として希望する人たちは、回答者全体のデータと比較すると海外旅行への意向が約10%高い傾向にあった。四国への旅行希望者は全体のデータに対し旅行予算が高くなるという割合や、滞在日数を増やしたいという割合も高かった。
新型コロナウイルス終息後、海外観光旅行の予算はどのように変化するか(海外旅行希望者)

新型コロナウイルス終息後、海外観光旅行の予算はどのように変化するか(海外旅行希望者)

人が集まる都市部より、自然の中でリラックスする過ごし方に意識が向いている今、四国を訪問する場合に期待することはやはり「自然体験アクティビティ」が上位に入った。

「衛生面への配慮、ウイルス対策への要望も高いので、感染予防の取り組みも積極的に発信することも重要です」と企画調査課・藤岡亜希子副調査役。また、「データが少しでも、今後の取り組みのヒントになれば」と須釜洋介次長はいう。

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