敬老の日のプレゼントに「あんしん通報サービス」

コールセンターの運営・管理を行う株式会社ネクスト・ウィズダム（坂出市）は、2019年から高齢者向け緊急通報＋総合案内サービス「ハッピーコール」を始めている。高齢者の独居世帯や老夫婦世帯の増加に伴い、「困りごと」が増えると考え、利用者や利用者の家族に安心して毎日の生活を送ってもらうためのサービス。

利用者の自宅に緊急通報装置（ハッピーコール専用機器）を設置。呼び出しボタンを押すだけでコールセンターにつながり、双方向の対話ができる。停電時も48時間は使用可能。携帯式で防水・防塵のリモコンもあり、ボタンを押すだけで操作できる。状況に応じて、コールセンターから、体調不良やけがなど緊急時の救急車出動要請、家族や関係機関への連絡を行う。

利用者の希望に合わせた頻度でコールセンターから電話をかけ、安否確認や服薬の確認などもする。利用者からの電話も24時間受ける。その他、タクシーや弁当宅配、掃除代行など各種サービスの事業者の紹介や手配も無料で行う（各サービスにかかる費用は利用者が負担）。

サービスの範囲は香川県全域と、広島県・岡山県の一部。料金は月額3千円、初期費用は1台につき1万円（ともに税別）、機器本体とリモコンは無料貸し出し。同社は、坂出市・高松市の「あんしん通報サービス事業」の事業者となっており、各市が定めた基準に該当する人は、市による費用負担がある。

また、コロナ禍で帰省しづらい中、「離れて暮らす両親への敬老の日プレゼント」としてキャンペーンを行う。9月20日（月・祝）までに契約した人に、ソープフラワーの花束をプレゼント。花束は、ハッピーコール専用機器設置時に届ける。

また、9月から、坂出市のふるさと納税返礼品として登録される予定だという。

問い合わせ☎0877・85・7119