「原点はどこか」

くらしのテラス アールデザインYOSHIE 村上 良枝

column

2026.03.05

幼少期の長期休みは、四国の田舎にある祖父宅へ。木製の二枚建て戸をガラガラと開けて、建物奥の裏勝手まで続く三和土(たたき)へと踏み込む。漆喰壁・踏板天井・縁台・蚊帳…古民家で過ごすお休みは、シンプルに楽しい思い出でした。そして、その体験が古い建築を好きな今の自分の原点になっていると思います。

二十代、頻繁に古い建築を見に行くようになった中で、その時代の生活や歴史が感じられる古い民具や工芸・工業品にも興味を持つようになりました。祖母の古い着物を直して着たりもしていました。そして、ここ十数年は 明治大正時代の日本製ガラス食器等を選び集めています。また同時代の泰山タイルが施工された各地の建築を巡っています。

幼少期の体験が原点となり、建築だけでなく「衣食住」に関わる事へ繋がっているのです。

昨年から今年にかけては、ある小学校の縦割り授業での「図書室にチルスポットをつくる」活動へ、建築インテリアの専門家サポーターとして行かせていただきました。子ども達が個室や展示棚づくり、ディスプレイをする中に、沢山の面白い発想があふれていました。私は専門家というよりも、瑞々しい感性に刺激を受け、ワクワクしながら一緒に空間づくりを楽しんだというのが本音かもしれません。

子ども達にとって、この「空間づくり」の体験や思い出が、これからの日々の中で 建築やインテリアを意識する小さな光になれば嬉しいです。また、私もこの経験をこれからの「空間づくり・くらし替えを楽しむ」お手伝いに活かしていきたいと思っています。

文末になりましたが、これより建築インテリアや暮らしに関わる様々を執筆させていただきます。皆さまに楽しく読んでいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

くらしのテラス アールデザインYOSHIE 村上 良枝

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