女性が活躍する建設現場を見学

日本建設業連合会

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2019.08.08

日本建設業連合会は、女子小中学生と保護者が、建設業に携わる女性(愛称:けんせつ小町)の活躍を工事現場で見学する「けんせつ小町活躍現場見学会」を開催している。2015年に始め、これまでに全国61カ所で実施してきた。今年は7〜8月に、全国19カ所で開催している。

8月8日は、高松市番町の高松赤十字病院新東館(仮称)で見学会を実施。四国では初めての開催となった。日本建設業連合会の五百木祐美(いおきゆうみ)さんは「建設業は女性も男性もいきいきと働いています。普段の暮らしを支えている仕事を間近に見てください」と挨拶。後援している四国地方整備局の倉田和幸さんは「建物を作ることは未来をつくること。けんせつ小町がかっこよく働く姿を見てほしい」と話した。

参加した小学1年~中学2年までの子どもたちと保護者9組22人は、工事の概要を聞いた後、実際に現場を訪れ、内装を施す前の壁や天井、作業中のクレーンなどを間近に見た。子どもたちは高所作業車や鉄筋工事、左官工事も体験し、工事現場にまつわるクイズにも元気よく答えた。

建設業に従事している人は全国で503万人、そのうち82万人が女性だという。今回見学会を実施した工事現場の施工者である大林組の福田正信さんは「建設業を将来の選択肢に入れてくれたらうれしい」と話した。同現場には、大林組の2人の女性社員が常駐。高松赤十字病院新東館は地上12階、地下1階で、工期は2022年2月末までを予定している。

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