歴史ある醤油蔵を活用 カフェと宿「がもう家」

がもう家

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2023.01.31

坂出市加茂町に昨年7月、江戸時代に建てられた母屋を古民家カフェ、明治時代の醤油蔵を古民家宿に改装した「がもう家」がオープンした。高松市出身の田村正太郎さんが、一昨年逝去した叔母の家を再利用しようと、妻の春美さんとアイデアを出し合って実現させた。

カフェでは、懐かしい調度品や、醤油蔵で使われていた古道具が並ぶ中、香川県産のお米をかまどで炊いたおにぎりや、地元の野菜を使ったランチを提供している。宿は1日2組限定。部屋の名前は、醤油蔵で製造していた銘柄「綾織(あやおり)」と「白冠(びゃっかん)」だ。「カフェはレトロな雰囲気で統一していますので、ゆっくりお過ごしいただけると思います。宿は家族で楽しめる体験型イベントを考えております」と田村さん。

創業計画を支援した香川県よろず支援拠点の新開コーディネーターは、「懐かしい古民家の雰囲気と朗らかなご夫妻の性格も相まって、ゆっくりとした時の流れを感じることができる」と話す。

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