話題の父母ヶ浜を一望できるキャンプサイト

NIO SUNSET PEAK

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2018.05.17

商品・サービス

自然

テントは山岳地のベースキャンプ
としても使われる本格的なもの

仁尾の海岸沿いから山側に目を向けると、緑の中にみかんを思わせるオレンジ色のテントが見える。2017年11月にオープンしたキャンプサイト「NIO SUNSETPEAK」だ。食材さえ持ち込めば道具類はすべて用意されている手軽さから人気を集めている。

施設を運営する古材と薪ストーブのお店古木里庫（こきりこ）では、使われていなかった土地を地域のために何か生かせないかと模索していた。「仁尾町には宿泊施設がなく観光客に滞在してもらえなかった。ここを拠点に仁尾の自然を見て、町を観光してもらいたいと思いました」と古木里庫の店主・浪越和信さんは言う。

自分でわかす露天風呂

キャンプサイトは父母ヶ浜（ちちぶがはま）を望む高台にある。父母ヶ浜は、条件さえ揃えば水面が鏡のようになり上下対称の写真が撮れるスポットとして今話題の場所だ。浜は日本の夕陽百選にも選ばれ、夕暮れ時はあかね色に染まる幻想的な空が楽しめる。キャンプサイトは2つあり、各サイトに天井高2m、大人7～8人が収容できる広さのテントが設置されている。薪でわかす露天風呂のほか、温水シャワー、冷蔵庫、食器類、調理器具なども揃っている。

寝袋などもすべて完備

申し込みは、古木里庫で受け付ける。「宿泊者に喜んでいただいているのが露天風呂。お湯につかりながら星空を眺めるのは最高です」と浪越さん。使用料は4人まで2万1600円～（時期により異なる・税込み）。土日は早めの予約がおすすめだ。施設概要、備品など詳細はHPで確認を。
http://www.kokiriko.jp/event/sponsor/entry-166.html