防災拠点であることも知ってもらうため 食堂「bistro FUSO」を開放

フソウ

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2018.05.17

1階席のほかに2階席、テラスがある

1階席のほかに2階席、テラスがある

水に関するさまざまな分野を手がけるフソウは2016年、技術開発と人材育成の拠点として「フソウテクノセンター」(高松市郷東町792-8)を開設。地域の人たちとのコミュニケーションの場としても活用するため、センター内に食堂「bistro FUSO」(11時30分~13時30分オーダーストップ)を設けた。

本日のA定食

本日のA定食

正午近くになると近所の人たちやサラリーマン、車で通りがかる営業マンが続々と集まってくる。メニューは日替わりで肉メイン、魚メインの2種類と、そば、カレーでどれも500円。「一人で食べるよりおいしい」とほぼ毎日通ってくる高齢者や、「食堂での話がきっかけでビジネスにつながった」という営業マンなど、多くの人の憩いの場になっている。ちょっと豪華な食材を使った週1度の特別メニューの日を楽しみにしている人も多い。
入り口に並んだ実物を見てメニューを決める

入り口に並んだ実物を見てメニューを決める

「センターは地域の防災拠点としての体制も整えていて、防災時には体育館に約200人収容できるほか飲料水20トン、食料150人3日分を備蓄しています。普段から食堂に来ていれば、なじみがあるから安心して避難してくることができると思います」と総務部課長・六車明さんは言う。今後は、体育館も地域の人に開放するよう計画中だ。

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