交流会は、長年続く恒例行事。同じ地域に生活する他校の生徒と、レクリエーションを通して交流することで、親睦を深め、理解し合い、卒業後の社会参加における対人関係の素地作りを図る。この活動をきっかけに、特別支援学校教諭を目指した生徒もいたという。
今年は、7月5日、同支援学校の体育館で実施。ふれあい委員28人、生徒会役員7人、放送部員2人、新聞部員2人の計39人が、同支援学校に通う高校3年生約30人と交流した。
まずは、ペアになる相手を探す「絵合わせゲーム」。生徒らは、絵が描かれたカードをあらかじめ首から吊るしており、同じ絵の人を見つけて、この日の活動を共にする。
「社会に出たら当たり前のことかもしれないが、自分とは違う人たちと同じように接することが大事だと思った」と会長の古川修聖さん(16)。宮武夢佳さん(17)は、「今まで障害のある人と関わる機会がなく、最初は緊張した。同支援学校の先生の対応などはとても良い勉強になった」と話す。
担当の太田恵利子教諭は、「多様性を大切にする社会づくりを目指すきっかけになれば。将来、ダイバーシティ&インクルージョンの実現にむけた未来を目指すまちづくりの一環を担ってほしい」と期待する。
香川県立丸亀高校
- 住所
- 香川県丸亀市六番丁1番地
- 代表電話番号
- 0877-23-5248
- 地図
- URL
- https://www.kagawa-edu.jp/marukh02/
- 確認日
- 2023.07.20
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