災害を想定した訓練を各地で 西日本高速道路グループが実施

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2018.09.20

除雪車の走行実習 (坂出市江尻町のホンダセーフティ トレーニングセンター四国)

除雪車の走行実習
(坂出市江尻町のホンダセーフティ
トレーニングセンター四国)

早くも冬支度 雪氷対策

8月27日・28日、西日本高速道路エンジニアリング四国が、除雪車運転技能講習会を開催。冬期の高速道路の雪氷対策作業に初めて従事する予定の54人が、同社や四国内の協力会社から参加した。

雪氷対策には、凍結防止のための薬液散布や除雪など、天候や実際の道路状況に応じた様々な作業がある。講習会では作業目的や意義の確認、作業フロー等の座学のほか、実際の大型車両を用いた走行実習も行われた。講習会の担当者は「新規参加者が、高速道路が通行止めになることの社会的影響の大きさを理解し、短期間で雪氷プロに進化できるようにすることが、高速道路の安心安全を実現する我々メンテナンス会社に求められている」と話した。

合同で災害復旧訓練

非常電話復旧訓練 (高松市林町のサンメッセ香川)

非常電話復旧訓練
(高松市林町のサンメッセ香川)

9月13日には西日本高速道路ファシリティーズが、大阪・広島・高松・福岡の各営業所と香川高速道路事務所とともに合同災害復旧訓練を開催。新入社員など若手を中心に、約80人が参加した。

合同訓練は、災害発生時に営業所が団結して高速道路設備の復旧作業が進められるよう毎年行われているもので、今年で8回目。非常電話復旧訓練や光ケーブル接続訓練、大型車両と簡易タンクを使用した給水訓練などが実施された。

高松営業所の谷脇敏伸副所長は「過去、非常電話が倒れた、ケーブルが切れたなどの事例があるので、それらの復旧をいかに迅速にできるかを目的に訓練しています。作業手順を再確認し、技術力を高める機会にしてほしい」と話した。同社は今夏の豪雨の際も、光ケーブルの接続など高速道路設備の復旧作業にあたった。

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