水族館が四国を盛り上げる！　四国水族館オープン１年前シンポ

四国水族館開発

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2019.03.15

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　2020年3月開業予定の「四国水族館」（運営：株式会社四国水族館開発）は、3月9日（土）同町の香川短期大学にて、「いま水族館が四国を盛り上げる！その魅力と将来」と題してシンポジウムを開催した。

　パネルディスカッションでは「四国水族館」のほか、「桂浜水族館」（高知県・高知市）、「むろと廃校水族館」（高知県・室戸市）、「日和佐うみがめ博物館」（徳島県・美波町）、「足摺海洋館」（高知県・土佐清水市）、「島のちいさな水族館」（徳島県・海陽町）の6水族館の館長が登壇。特色ある取り組みで話題となっている四国内の水族館が集結するということで、地元・宇多津町民だけでなく遠方からのファンら300人超が来場し、新水族館の完成を待ちわびる期待感に包まれた。

　“四国活性化における水族館の役割と展望”とのテーマでは、瀬戸内海と太平洋の2つの海に囲まれ、美しい川に恵まれた四国の自然環境あっての水族館との立場から、「それぞれの水族館が特徴ある展示をしており、水族館巡りを通して、個性ある魚や自然の見方を広げてもらいたい」「宿泊滞在して近隣を散策することでの地域貢献を図りたい」といった思いが語られた。
　現在、四国には9つの水族館があり、「四国水族館」が10番目として開業することになるが、今後も四国の水族館同士で協力・連携していくという。

　「四国水族館」は昨年6月に着工。年内の施設工事完成、その後の開業準備に向けた作業は順調に進んでいる。